トスカーナの銘醸ワイン
ブルネッロディモンタルチーノ
ブルネッロ ディ モンタルチーノは、イタリアを代表する銘醸ワインのひとつで、特別な日にふさわしいワインです。モンタルチーノ生産地域の北部と南部に所有する畑で収穫されたサンジョベーゼグロッソ種をブレンドすることで、地域特有の気候や風土をワインに反映させています。アルテジーノのブルネッロディモンタルチーノは「優雅でエレガントなブルネッロ」と世界中で高い評価を受けています。
ブルネロ協会HPの資料によりますと２０１５ヴィンテージの作柄は ★★★★★
【生産者のご紹介】
アルテジーノは１９７０年設立されたモンタルチーノ北部を代表する老舗ワイナリーのひとつです。１５世紀に建設されたパラッツォ・アルテージ宮殿を所有しています。
１９７５年にブルネッロとしては初めてのクリュ（＝単一畑）ワイン「モントゾーリ」をリリース。１９７７年には「ブルネッロ・ディ・グラッパ」を造った最初の生産者の一つとなり、１９７９年には当時、他の産地でもほとんど使われていなかったフレンチオーク樽を熟成に使用するなど、新しい取り組みを率先して行ってきました。
創業者が亡くなった２００２年からは、トスカーナに複数のカンティーナを所有するエリザベッタ グヌーディ アンジェリーニ氏がオーナーを務めています。所有者は変わりましたが、ワインづくりへのスタンスは創業当時のまま、今日まで継承されています。
【所在地】
Località Altesino n.54, 53024 Montalcino SI,イタリア
詳細はGoogle Mapで こちらから
生産者HPより抜粋
Macina畑
Montosoli畑
Altesino畑
《北部》
ALTESINO１７ha 標高２２０〜２５０ｍ南向
MACINA９ha 標高２５０〜２８０m北向
MONTOSOLI５ha 標高２７５〜３００m西〜北向
CERBAIA１．９ha 標高２８５m東向
《南部》
PIANEZZINE６．５ha 標高２５０m南向
VELONA６．５ha 標高１８０m南〜西向
【ワインについて】
品名
ブルネッロ ディ モンタルチーノ
原産地呼称
BRUNELLO DI MONTALCINO DOCG
容量７５０ml
ヴィンテージ
２０１５年
品種構成
サンジョベーゼ グロッソ（ブルネッロ）１００％
アルテジーノのブルネッロディモンタルチーノは南部と北部地域に所有する畑のサンジョベーゼグロッソをブレンドしています。その年の葡萄の出来によってもブレンド比率を変えるなど、常にバランスの取れた味わいを目指しているそうです。この地域の伝統的な技法での醸造と４年の木樽熟成（内２年はオーク樽）と、瓶詰め後さらに４カ月の瓶内熟成を経てリリースされます。
【インポーター様コメント】
透明感のあるガーネット、エッジがやや橙色をしています。モンタルチーノの南北の畑をブレンドしていることもあり、アルコールの高さを香りから感じます。仄かに揮発性の酸のようなニュアンスがあり、チェリーなどサンジョヴェーゼ由来香りに、森林や葉巻を想わせる香りがあります。時間が経つほど、ドライフルーツのニュアンスが強く、透明感のある香りが立ちます。タンニン量はやや多めですが、粒子のように細かくワインに溶け込んでおり、柔らかな厚みを与えています。酸・アルコール共に高いのですが、果実味を含めバランスが良いので、過度に主張することがありません。香り同様のフレーバーが長く続きます。南のブルネロにはない冷ややかさのようなものも感じますが、ワインの質を高めているのは少し粉っぽさのあるタンニンで、目の詰まったシルキーなテクスチャーを生んでいます。複数区画の葡萄をブレンドすることで、モンタルチーノ全体を描写しようという意図が垣間見れるブルネロです。
【AWARDS】
２０１５年ヴィンテージ
Wine Advocate ｜ ９５/１００
Wine Spectator ｜９１/１００
VINOUS｜９３/１００
【同じ生産者の他のワイン】
現在準備中
輸入元：スマイル
文章内の資料や写真などは、インポーター様、生産者様HPからの情報を抜粋・引用させて頂きました。
