ヴァッレデッラカーテは、殆どが山地と丘陵に覆われたシチリアの南東部、ラグーザ県アカーテ村に１９８１年に設立されました。

当主は地域固有の品種の栽培に特に情熱を注いできたヤッコノ家の6代目ガエタナ氏。「イタリア女性醸造家の会」会員で、チェラスオーロとラグーザの大使も務めるなどの経歴の持ち主。固有のブドウ品種の可能性を追求し、この地のテロワールを活かした、ボリューム感を持ちながらも柔らかくエレガントな女性ならではのワインを造っています。

有機栽培（２０１８年から認証）を実施し、サステイナビリティを重視したワインづくりを実践しています。およそ１００haを所有しているなかで約８０haが葡萄畑です。なかでもラグーザ県の固有品種で、チェリーやストロベリーを連想させるチャーミングな果実味が印象的なフラッパートは、父ジュゼッペの想いを実現して蘇らせた品種です。１９９５年には、フラッパート１００%でワインを醸造して、この品種の先駆者的存在となりました。

Contrada Biddine Sottano, 97011 Acate RG, イタリア
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畑は標高約１００mに位置する白い石が多く混ざった比較的密度の高い黒土土壌。葡萄樹の根が自由に酸素を取り込める土壌構造になっており、根は地下深くに伸びている。ステンレスタンクでのアルコール発酵と６ヵ月の熟成。さらに瓶内で３カ月落ち着かせてからリリース。

ほんのりとした甘みを持つ大変個性的なワイン。やや冷やしめ（１４℃程度）。

輸入元：飯田
文章内の資料や写真などは、インポーター様、生産者様HPからの情報を、抜粋・引用させて頂きました。